機材を愉しむ自転車旅

2012-01-14

もし人が翼を持つ存在であったとしたら、世の少年たちはあれほどヒコーキに熱中することはなかろう。われわれが子どもの頃から乗り物に関心を持つことの理由も、ひとつはわれわれが車輪というものを持たない生命体であるからだろう。自らの体力を使いながらも、歩行ではなく、乗り物に跨って旅するサイクルツーリストにとって、このことはとても深長な意味を持っている。自転車は旅の道具であるとともに、単に人力の交通機関というだけでなく、サイクリストの体の1部でもある。

[参考]
コンフォートホテル長崎 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad362450/

岩室温泉の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50199.html

湯宿 嵯峨沢館 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad354257/

買物用自転車しか乗ったことのない方には想像もつかないことかもしれないが、旅行を快適に行なうことのできるようなスポーツサイクルには、事実、サイズというものがある。これは、26インチとか、20インチとかいう車輪径のサイズのことではなく、フレームの寸法のことなのだ。要は、スーツのような洋服と同じで、センチ刻みで体に合ったものを使うのである。もっと言えば、TPOで洋服の素材を変えるように、自転車もまたその人がどんな旅に使うかで、ギア比や装備などをある程度変えることができるのだ。そして、洋服のデザインや生地の色、柄を選ぶことに、その人のセンスや美意識、好み、着こなしのスタイルなどが現れるように、自転車の選択や装備には、サイクリストそれぞれの趣味や感覚が反映されることになる。きちんとしたスタイルを持ったファッションには、単にファッションという以上に、時代精神やその大自身の生き方、立居振舞いが反映されているように、自転車を愛する人の自転車には、そのサイクリスト自身の自転車や旅に対する考え方が刻印されているのである。