午前四時半−。バスはどこかのサービスエリアに停まっていた。つい、うとうとしてしまったらしい。靴を履き、寝入る乗客の顔を眺めながらバスを降りると、頭上に太い鉄骨が迫っていた。この大きさからすると関門大橋のようだった。大阪を前夜の十時に出発して以来、何回目かの休憩だった。トイレのないバスは、二、三時間おきにサービスエリアに停車する。平日のため、道はそれほど混み合っていないようで、予定より早く関門海峡に到着したようだった。
[参考情報]
メルパルク長野 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad326903/
和歌山市・加太・和歌浦周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/300000/LRG_300200/
奈良ホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad304722/
腰を伸ばしながら少し歩くと、ちょっとした展望台のような広場があった。眼下には関門海峡が黒い帯のように広がっていた。対岸の門司の灯が潤んで見える。その先にあるのが博多である。今日、そこから韓国の釜山に向かう船に乗ることになっていた。旅はまだはじまったばかりだった。